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  • 執筆者の写真永淵研究室の研究員

乗鞍、標高 2,800 m で朝食を

フィールドでの楽しみは何と言ってもごはん。

乗鞍での調査は、摩利支天岳の頂上にある旧コロナ観測所を拠点に2011年から続けてきました。


(自然科学研究機構の共同利用の公募によるもので、現在は終了しています。)


調査は夏の間のみで、9月でも冷えると朝は霜が降りることもあり、観測所が閉所する10月上旬には樹氷が付くこともあります。





早朝に機器の交換をして、7時過ぎには朝食を。


私のお気に入りはこれ。

畳平バス停に時折上がってくるバス、遠くに槍ヶ岳を望むことのできるここで、簡単サンドウィッチとコーヒー、それにバナナ。




至福の時間。


寒さに耐えながら泊まり込んで皆で交代しながら調査を続けていましたが、

下山しないとお風呂に入れないし (数日に一回ぐらい)、水も雨水を利用するなどで思うように顔も洗えない。


紫外線が強いのを知りながら、日焼け止めクリームを塗るのをためらっていたら見事にこんがりと焼けてしまうという失態を。

このころの私のカラーの証明写真は顔がやたら黒くうつっている・・・。


一連の観測の成果の一部が論文にまとまりました。


環境科学会誌 32 (6) :182-192, 2019

「2012年と2017年の秋季の自由対流圏に属する乗鞍観測所で観測した大気中水銀の動態」



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